外国人枠争い熾烈の巨人 指揮官は「必要な選手使うだけ」
「代わりはいない。誰も代わりにはならないですよね。もともと菅野と田口は、こちらとしてはある程度計算に入れている投手。それ以外のところで、山口(俊)であったり、今年FAで入った野上であったり、去年の終盤に頑張った畠であったり、あとは若い投手。昨年はゼロに等しい投手たちが、それぞれ力を発揮して一つでも二つでも勝って、少しずつマイコラスの穴を埋めて欲しいと考えています」
――ヤングマンが入って、「4人」の外国人枠争いが激しい。現在支配下に5人いるが、ヤングマンは最初は二軍待機?
「何とか足りないところを補ってもらうのが外国人選手の役割。決められた枠の中でやらなくちゃいけないからこそ、足りないところを補ってもらいたいわけで、戦っていく中でどういうふうに使うか、補ってもらうかはこれからですね」
――そうは言っても、野手のゲレーロ、マギーは決まりだろうし、昨季勝利の方程式を担ったマシソン、カミネロも外しにくいのでは?
「確かにマシソン、カミネロも堅いと思っています。でもそこに、日本人投手が代わりに入ってくれれば、もしかしたら違った形になるかもしれない」