快挙に米国熱狂も…エ軍大谷に“二刀流の反動”危惧する声
プロ野球の統一球と比べて、メジャー公認球は大きくて重く、さらに表面がかさかさして滑りやすい。高めに抜けやすい球を低めに制球しようと思ったら、どうしても指先に力が入る。元メジャーリーガーの投手によれば「最初は前腕に張りが出て、次第に肘、肩と上がってくる。張りや違和感はじきに、痛みに変わる」そうだ。
三井氏が指摘するようにブルペンやオープン戦ならまだしも、公式戦は力の入れ具合も違う。右腕にかかる負担は、これまでとは比較にならないくらい大きくなる。
■右肘と左膝にも不安
それでなくとも大谷は体の一部に不安を抱えているという。さる球界OBがこう言った。
「右肘と左膝だと聞いています。右肘に関しては日本ハム時代にPRP注射といって、自身から採取した血小板を使って組織の修復や再生を図る治療を受けたことが明らかになっている。代理人はあくまで予防的な措置と説明していますが、張りや痛みはどうやら日本ハム時代からあったといいます。加えて左膝も痛めたことがあるらしい」