4強で逆転負け東海大相模に“清宮超え”のスーパー1年生
東の横綱・東海大相模(神奈川)が準決勝で散った。
智弁和歌山に六回まで5点をリードしながら逆転負け。門馬敬治監督(48)は「選手は悪くない。負けたら監督の責任」と悔しがったが、この4月には心待ちにしていた「大物ルーキー」が入学する。
強豪・佐倉シニアの主砲・西川僚祐だ。すでに185センチ、90キロの堂々たる体格を誇る。昨夏、全国制覇したジャイアンツカップ決勝では、東京ドームで逆方向へ本塁打。視察した巨人の高橋由伸監督を驚かせているのだ。
「清宮以上」の呼び声が高く、同校OBは「西川は1年夏から4番の可能性がある。夏は3番の森下と中軸を張っているかもしれません。門馬監督はそれほど期待していますよ」と言う。
この日は10―12と打ち負けたものの、100回記念大会の夏は、さらに打線が強力になりそうだ。