マスターズ賭け率500倍 日本3選手が国内ツアーの命運握る
■WR配分ポイントの見直しも視野
例年、出場選手は90人を超えるが、今年は87選手と少ない。
マスターズは招待カテゴリーが多く、資格は過去優勝者だけで13選手もいて、F・カプルス、S・ライル、M・オメーラ、J・M・オラサバル、L・マイズなどシニアツアーでも勝てない選手でも出場できる。その中にウッズも含まれているが、12選手はすでにV圏外とみていい。
加えてアマチュアが6選手、5年前のメジャー優勝者などを加えると、約20選手は予選カットに残れば上々の成績といった顔ぶれだ。
つまり、実質67選手ほどの戦いになり、通常のトーナメントの決勝ラウンドの人数より少ない。
その中に4人の日本人選手がいるということで、いやが上にも成績がクローズアップされる。
マスターズの予選カットラインは「首位から10打差」と「50位タイまで」。つまり予選落ち選手のほうが少ない。
松山は米ツアーメンバーですでに5勝を挙げて世界ランク2位になるなど、実力は認められている。問題なのは世界ランク50位内資格で出場する日本ツアーメンバーの3人だ。