猛牛軍団で勇名 元近鉄・栗橋茂さん語る「3大乱闘」の裏側

公開日: 更新日:

「なんだ! おまえは」「俺は栗橋だ」「上等だ」って大ゲンカ。一緒に飲んでたフロントスタッフまで加勢してくれてさ。大学ラグビー出身の猛者が何人かいたもんだから、相手が漁師だろうがなんだろうが負けやしない。映画の乱闘シーンみたいにビール瓶片手に大立ち回りだよ。

 でも、「栗橋さんはトイレへ」って俺だけ閉じ込められた。多分参戦すると手がつけられなくなるから(笑い)。しばらくしてマスターの仲裁でその場は収まりトイレから出たら、まきストーブの煙突が折れて店内は灰だらけだし、椅子もテーブルもひっくり返ってグッチャグチャ。よく警察沙汰にならなかったってぐらい悲惨な状態になってた。

 この話は「翌朝、漁師たちが軽トラ何台かに分乗して練習場に殴り込みに来た」って尾ひれ付きの都市伝説になってるけど、それはなかった。でも、本来止める立場のフロントまで乱闘に加わったのが、いかにも猛牛・近鉄だよ(笑い)。

■人妻を風呂に誘ったと勘違いされ……

 披露宴騒動ってのも忘れられないねえ。奈良・橿原神宮のそばの野球場で行われた対広島のオープン戦。雨で試合が流れたから、宿舎だった近くのホテルの大浴場で汗を流して帰ろうとしたら、ちょうど宴会場で結婚披露宴をやってたんだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった