エ軍大谷を容赦なく内角攻め 初対戦強豪3球団の怨恨と因縁
「われわれのプレゼンは完璧だったが、ニューヨークが大都市であることは変えようがない」と、悔し紛れか、大谷が西海岸の中小規模都市を希望していることまで示唆して肩を落とした。
「ニューヨークメディアも怒り心頭。大谷は気が小さいチキン、大都会で勝負できないとこき下ろしたが、誰より悔しがったのはキャッシュマンGMでしょう。大谷が選んだエンゼルスのエプラーGMは、15年までヤンキースのGM補佐。選手を評価する独自のシステムを持つ、キャッシュマンGMの懐刀だったわけですから」(在米マスコミ関係者)
大谷はプロ野球の5年間で食らった死球がたったの4個しかない。相手投手には、ぶつけて大ケガをさせようものなら、ファンやマスコミから何を言われるか分からないという心理が働いた。
しかし、メジャーはお構いなし。すでにオープン戦でひとつ右足首にぶつけられたし、結果を出しているルーキーにデカい顔をさせてなるものかと今後は容赦なく内角を攻めてくる。というより、故意に当てられても不思議ではない。
おまけに、21日から対戦する3球団は、これまでと違ってプレーオフを狙えるチームだ。西地区首位を走るエンゼルスのキーマンは早い時期に潰しておきたいに決まっているし、大谷に対しては特別な感情も抱いている。あすからの9試合はくれぐれも要注意だ。