エンゼルス大谷はもう丸裸? 覇者アストロズ打線の破壊力
長打力ならエンゼルスだって負けてない。22日現在、32本のチーム本塁打は30球団中、ナンバーワン。
大谷が多少、一発を食らったところで乱打戦になれば勝機も出てくるが、アストロズは投手陣も秀逸だ。チーム防御率2・22は30球団中、ダントツの数字。最近8試合はすべて投手陣が3点以内に抑えている。
「中でも大谷と投げ合う予定のモートンはここまで4試合に先発して3勝0敗、防御率0.72ですからね。失投は許されない、1点もやれないという精神状態が、ピッチングに影響する可能性もあります」(友成氏)
■投球フォーム改造の影響は
そんなアストロズを相手にする大谷は、渡米してから投球フォームを変えた。
日本ハムOBがこう言う。
「大谷は去年まで、左足を上げたときに上半身を前傾させることによって反動をつけていた。ムダな動きが加わる分、制球も安定しなかったが、メジャーに行ってからはこの動きを極力、抑えています。それによって以前ほどボールがばらけなくなった。左足を踏み出す際の歩幅を日本にいたときより狭くしたのも、制球を安定させるためでしょう」