U23代表入り浮上も 日ハム清宮「東京五輪出場」の最低条件
■「20本塁打」か「打率3割マーク」
それでも2年後、20歳を迎える清宮が五輪メンバーに選ばれる方法はあるのか。
別の代表関係者は、「巨人時代の松井秀喜の1、2年目の成績に近い数字を残すことができれば、追い風になるかもしれない」と言う。松井は高卒1年目に57試合出場で打率.223、11本塁打、27打点も、2年目は全130試合に出場し、打率.294、20本塁打、66打点の好成績を挙げてブレークした。
「清宮が来年、20本塁打を打つか、打率3割をマークすれば、同年オフに行われるプレミア12に招集される可能性は高まる。そこで活躍できるかが試金石になるでしょう」(前出の代表関係者)
26日の清宮は、楽天二軍戦に3番・一塁で先発。一回二死の第1打席で今季4号ソロを放った。
清宮が言うように、まずは二軍で爪を研ぎ、一軍で結果を残すことが夢舞台への近道になるだろう。