ベテラン2番手捕手と好相性 大谷3勝目で見えた収穫と課題

公開日: 更新日:

 この回先頭の6番ハニガーに対し、直球が抜けるなど、荒れ始める。カウント1―1から直球を中前にはじき返されると、続くヒーリーには追い込みながらも甘く入ったスライダーを左翼スタンドに叩き込まれる2ランを許した。ズニーノをストレートの四球で歩かせたところで、1死も取れずにソーシア監督から交代を告げられた。球数が90近くに達してから投球が乱れ始めただけに、明らかにガス欠だった。

 大谷は先発した過去4戦のうち、4月8日のアスレチックス戦の7回が最長。球数は前回のアストロズ戦での98が最多だ。マスクをかぶったリベラは試合後、大谷の投球について「プラン通りのピッチングだった。球種もいろいろと使えた。開幕前は結果を残せなかったが、シーズンに入って良くなっている」と持ち上げた。

 初めて組んだ捕手でも自身の投球に徹する適応力の高さを証明したが、今後の大谷は試合中盤以降の投球内容を求められそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭