初の交流戦で代打凡退も 大谷に“球場最長弾”更新チャンス

公開日: 更新日:

 エンゼルスは8日(日本時間9日)、ロッキーズとの交流戦2連戦の初戦に臨み2対4と敗れた。ナ・リーグの本拠地でDH制を採用しないため、大谷翔平(23)は先発出場せず7回に代打で登場。一塁ゴロに倒れたものの、敵地クアーズフィールドでは、メジャーを代表する長距離砲に肩を並べるチャンスがもう一戦ある。

 ここまで大谷が放った4本塁打のうち、最長飛距離は4月6日のアスレチックス戦での約137メートル。これは今季のメジャー18位タイながら、昨季ア・リーグ本塁打王ヤンキース・ジャッジの約135メートルを上回った。

 大谷は飛距離だけでなく、打球の速度でも上位にランクされる。ボールの動きなどを解析するMLBの「スタットキャスト」によれば、大谷の平均打球速度は約152キロで19位。トップのマリナーズ・クルーズの約157キロ、2位のジャッジの154キロと比べても遜色ない数字だ。打球の速度では、今季、本塁打(13本)、打率(3割5分5厘)とも両リーグトップのレッドソックス・ベッツ(約151キロ)をしのぐ。

 大谷は現状、飛距離ではメジャーを代表する強打者の後塵を拝しているものの、今回のロッキーズ戦で上位への浮上もあり得る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…