巨人来年は投手コーチだらけ? 肩叩きリストに大物ズラリ
同5年目の大竹寛(34)の立場も危うい。開幕ローテ入りしたものの、1度のKO負けで即二軍落ちしたままだ。
■全員が「投手コーチ候補」
ここにもう一人、生え抜きの功労者でもある山口鉄也(34)も加わる。キャンプ終盤に上半身のコンディション不良のため、3月上旬からリハビリを続け、投球練習を再開したばかり。この4人には共通点がある。
「みな投手コーチ候補です。村田のように現役に固執しなければ、FA入団選手は引退後、コーチなどで球団に残れる契約をしていることが多い。江藤、豊田コーチはユニホームを着続けているし、最近では金城、片岡も二軍のコーチに就任している。絶対的セットアッパーだった山口鉄もコーチ候補。まだ1勝では予断を許さない元エースの内海にしても、引退すれば当然そうなります」(前出の関係者)
チームを支えた投手たちが、これだけ引退しそうな年も珍しい。現在のコーチ陣は、自分たちのポジションを守るためにも、内海らを全力でサポートする必要がありそうだ。