関学大は謝罪要求 日大アメフト内田監督に“余罪”ゾロゾロ
「非常に悪質。同じ指導者として到底、受け入れることができない」――。
関西学院大アメフト部の鳥内秀晃監督(59)が怒りをあらわにした。
17日、関学大アメフト部が日大の選手による悪質な反則行為で選手が重傷を負った問題について会見。日大の内田正人監督(62=丸写真)による被害選手、保護者への直接謝罪などを求めた。
鳥内監督は大学日本一を決める昨年12月の甲子園ボウルで対戦した際、日大側に悪質な行為はなかったとし、「なぜ彼がやったのか、その真相を究明してほしい」と険しい表情で話した。
問題の悪質なタックルは日大・内田監督の指示とされる。日大広報部は完全否定しているものの、新事実が明らかになった。
アメフト専門誌「HUDDLE」(電子版)は17日、「日大蛮行プレーは監督とコーチの指示 複数関係者が証言」と題する記事を掲載。それによれば、内田監督は6日の関学との定期戦の前日に当該選手に対し「試合に出場したかったら、1プレー目で相手のQBを壊してこい」と指示。試合開始直前にも同監督から再度、同様の指示を受け、さらにコーチからも「やらないというのはないからな」と念を押されたという衝撃の内容だ。