雄星に投げ負けKO G菅野に「メジャー時期尚早」とOB苦言
■「パ相手に苦しんでいるようでは」
菅野は昨オフ、将来的なメジャー挑戦について「絶対的な力をつけて文句なく行けるように」と初めて公の場で思いを明らかにした。前出の中村氏が続ける。
「パ相手に苦しんでいるようでは、メジャーうんぬんはまだ早い。まずはどんな時も厳しく投げ切れる巨人の真のエースになって欲しい。ダルビッシュや田中は日本で敵がいなくなり、海を渡ったけれど、セ・パのレベルの差を考えれば、菅野はまだその域には達していない。セのトップに甘んじていてはいけません」
巨人は30敗目となり、今季ワーストの借金5。6月以降では12年ぶりとなる単独最下位に転落した。菊池には7回2安打無失点の好投(7勝)を見せつけられた菅野にとって、メジャー志向も吹っ飛ぶ痛恨のKO負けとなった。