コロンビアに勝利も…釜本氏は攻撃停滞と決定機ミスに注文
コロンビアで最も危険な選手である背番号10だが、左ふくらはぎを痛めて練習不足のために太め残りでコンディションもベストには程遠かった。
たまにボールを持ってもキレ味鋭いプレーは影をひそめ、運動量も極端に少ないので守備面ではまるでアテにならない。
これでは実質9人で戦っているようなもの。
「ほとんど動かない選手がいる」ことでチーム全体の士気にまで悪影響を及ぼした印象を持った。
後半25分、MF香川に代わってMF本田が投入された。香川と同じトップ下のポジションに入ったが、彼が先発から外れたことに驚きはない。
トップ下に求められる運動量が本田には決定的に欠けており、もともとスピードがないのでボールが渡るとノッキングを起こし、日本人選手特有の俊敏性とスピードを兼ね備えたチームメートたちとのコンビネーションが取れなくなる。
日刊ゲンダイ紙上で何度も訴えてきたが、日本代表にMF本田の居場所はなくなった。