甲子園で今季2度目の巨人戦3連敗 阪神OBの不満は爆発寸前

公開日: 更新日:

「これまあ、万全期して(3連戦の初戦に)メッセでしょ。初戦取りたいのはあるんでねえ。とにかく一戦一戦勝っていくしかないですよ」

 テレビ解説でこう言っていたのは、元阪神監督の岡田彰布氏。

 阪神が18日の「伝統の一戦」に敗れ、巨人相手に甲子園で今季2度目の同一カード3連敗を喫したのだから、岡田氏のみならず、阪神ファンも落胆したに違いない。

 この3連戦は、すべて2点差以内の接戦だったが、巨人に主導権を握られる展開が続いた。7月前半は中止が相次いだ上に、球宴休みもあったため、4日の中日戦以降、実に2週間も白星から遠ざかっている。

 金本監督が就任してから3年、若手育成に力を注いできたものの、前半戦総括時に「計算外というか計算違い」と話したように、若手野手の伸び悩みがチームの低迷に影響している。この日は、ロサリオが二軍での再調整を経てスタメン復帰したが、4番として期待していたことを思えば、これもまた大きな計算違いである。

 2005年以降リーグ優勝から遠ざかる阪神。チームの体たらくもあって、球団周辺では、「そろそろOBが腰を浮かし始めるよ」との声が上がっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  2. 2

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  1. 6

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 8

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 9

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  5. 10

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース