17歳の“天才司令塔”久保建英は森保ジャパンの初陣を救うか
日本代表監督を兼任するU―21代表(2020年東京五輪世代)の森保一監督(49)にとって初めての公式大会となるのが、14日に1次リーグの初戦を迎えるアジア大会(インドネシア)だ。
同大会にはU―21代表の若手選手が参戦。代表メンバーは3日に発表される。しかし、A代表の常連と比較するまでもないが、知名度がないので話題性に乏しく、指揮官の地味なキャラクターもあいまって、どうにもこうにも森保ジャパンの初陣が盛り上がらない。
「そこで起爆剤として期待されているのが、FC東京に所属する17歳MFの久保建英です」とサッカー関係者が続ける。
「10歳からバルセロナの下部組織でプレーしていた久保は、プレースタイルがバルセロナのメッシに似ていることから<和製メッシ>と呼ばれていた。15年3月に帰国してFC東京の下部組織に入団。17年5月開幕のU―20W杯に弱冠15歳で選ばれ、飛び級の参加ながら成熟したプレーを随所で見せた。大会後、チームを率いた内山監督が『彼の目標は(東京五輪の)五輪代表ではなくてA代表です』と言い切っていたのが印象的だった」