東京五輪で森保J入り本気で狙う 本田圭佑のソロバン勘定
東京五輪世代のU―21日本代表を率いる森保監督(49)が3日、インドネシアで14日に開幕するアジア大会・サッカーの代表メンバー20人を発表した。
仙台DF板倉など主力組、京都MF岩崎ら復帰組、そして早大GK小島といった大学生組が選ばれた五輪ジャパンで注目されているのが「年齢制限のないオーバーエージ(OA)枠」として選出される「3選手」は誰なのか――である。
森保監督は、以前から東京五輪に向けたチーム作りに「OA枠を積極的に利用する」と明言している。これに反応したのが、ロシアW杯を最後にA代表引退を表明したMF本田圭佑(32)だ。2日に「東京五輪にOAで出場することを目標に自分を鍛え上げたい。僕が入ることで求められるのはひとつ。優勝しかない」と言い切った。
「本田は近日中にオーストラリア1部のメルボルン移籍を発表する予定です。欧州復帰を公言していた本田がどうしてオーストラリアなのか。本田は数年来、欧州やメキシコと日本との往復で時差ボケに苦しめられた。それで時差が1時間しかないオーストラリアを新天地に選んだ。本田はオーストラリアでサッカースクールなどを展開し、ビジネスの拠点にすることを考えている。オーストラリアで現役を続けながら、五輪代表OA選手の肩書が加われば、知名度を維持できる上にビジネスの面でもプラスとなる」(サッカー関係者)
そこで本田、ソロバンをはじきながら森保監督に猛アピールなのである。