今季最多観衆でJデビュー イニエスタ32億円の“費用対効果”

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 本拠地ノエビアスタジアム神戸は2万6146人の大観衆で埋まった。

 J1神戸に新加入したMFアンドレス・イニエスタ(34)のJデビュー戦。ホームの今季最多観衆の盛り上がりが最高潮に達したのは後半14分だった。

 イニエスタが途中出場でピッチに入ると、客席から割れんばかりの大歓声が。神戸は0―3で湘南に敗れたものの、イニエスタにボールが渡るたびにスタンドは地鳴りのように揺れた。

 イニエスタは16シーズン在籍したスペインリーグのバルセロナで前人未到の3連覇を含む4度のCL制覇。実に32のタイトル獲得に貢献した、世界的スーパースターである。神戸での年俸は約32億5000万円の3年契約。余計なお世話だが、元が取れるのか心配になってくる。

「イニエスタの入団が決まってから、ホームのチケット売り上げは驚異的な伸びを見せた。この日の観衆は2万人超。直近のホーム試合での入場者数が6895人だったから、約4倍です。すでに8月までの指定席はほぼ完売。グッズも爆発的に売れ、イニエスタの名前と背番号入りのレプリカユニホームは生産が追い付かない。予約者が殺到し、手元に届くのは9月上旬以降だというのですから、さすがの注目度です。神戸はすかさずTシャツなど『Jリーグ初出場記念グッズ』の発売を発表しました」(マスコミ関係者)

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