平身低頭は表向き 塚原夫妻がメディアに見せた“悪あがき”
■テレビ局に条件提示
あるテレビ局関係者がいう。
「インタビュー収録を受けるにあたって、塚原サイドから“条件”が2つ提示されたのです。『インタビュー映像を流すのは報道局主導の番組のみ』『朝日生命体操クラブへの引き抜きの話は一切するな』。交換条件、圧力みたいなものですが、情報番組いわゆるワイドショーは報道局主導ではないためインタビュー映像は使えないものの、その代わり、引き抜きの話題を余すところなく放送しています(笑い)。『引き抜きの話はするな』と言っている時点で、引き抜きしていると認めているようなものですよね」
「黙っていないわよ」と宣戦布告していた千恵子本部長は本部長で、夫婦の暴力指導を報じたきょう発売の「週刊文春」の記事に対し、出版の事前差し止めを請求(昨5日に棄却)して意に反する記事を封じ込めようとする一方で、ライバル誌の「週刊新潮」のインタビューに5時間にわたって応じ、改めてパワハラ疑惑に反論。引き抜きについて「勧誘と受け止められてしまった」と釈明しながら、速見コーチの無期限登録抹消処分や宮川の所属クラブ解除については「一切関わっていない」と関与を否定した。最後は「一度は辞めようかと思ったのですが、いつか真実が明らかになる日が来るかもしれません。そのときまで日本の体操のためにも真実を語り続けよう。いまはそう思っています」と締めくくり、辞意がないことを示した。
夫妻の悪あがきはまだまだ続きそうだ。