虎最下位で金本続投白紙…後任に掛布・岡田という“断末魔”
「金本監督はこれまでと同様、来季も自ら招聘した片岡ヘッドらと一蓮托生でやっていきたい。組閣人事にしても主導権を握っていましたからね。しかしV逸どころか、最下位転落ともなれば、フロントも親会社も黙っちゃいない。強硬に組閣にメスを入れれば、紛糾は必至です。金本監督とすれば、コーチに責任を押し付けて、自分だけがユニホームを着続ける事態になりかねない。これが火種になるでしょう」(前出のOB)
これまでは比較的おとなしかった在阪メディアは、成績不振、責任問題を追及するだろうし、そもそも外様の金本政権誕生に懐疑的だった生え抜きOBたちからも否定的な声が出ている。揚げ句の果ては、複数のフロントからも「超変革を掲げながら、ただチームをぶち壊しただけだ」などと政権批判が出始めているというから、ガタガタである。
金本監督はかつての野村、星野時代と同様に編成の主導権を握ってきた。それが監督就任の条件のひとつだったといわれている。その結果、冷や飯を食わされ続けているフロントもいるのだ。
■OB、フロント、メディアの「お家騒動」