赤っ恥最下位で阪神OBが提言「大山を4番三塁に固定して」
「こうなったら、大山を4番に固定してもいい」
こう言うのは、阪神OBの評論家・福間納氏。
阪神は17日のDeNA戦に敗れ、再び最下位に転落。優勝はなくなり、CS争いでも後退する中で福間氏は、一昨年の「ドラ1」である大山悠輔(23)に期待を寄せる。
16日の同戦では6打数6安打3本塁打の大爆発。この日も第1打席に10号ソロを放つと、3打席目には二塁打。ここにきて覚醒の兆しを見せている。前出の福間氏が続ける。
「助っ人のロサリオが打てず、41歳の福留も年間通してのプレーは難しい。糸井もいるとはいえ、ライバルの巨人が生え抜きの4番打者を育てていますからね。実際、大山の打撃には成長がみられる。春先はボールをインパクトするときに軸となる右足が浮いて力が伝わらなかったが、引っ張りにかかった時にその癖がなくなった。本格化に近づきつつあると思う。浜風が吹く甲子園では、右打者は有利。現役時代の掛布雅之のように感情を表に出さずに淡々としている姿にも魅力がある」