大谷翔平は手術成功も…二刀流ゆえ生じるリハビリの難しさ
エンゼルス・大谷翔平(24)が、来季を見据えて早くも再始動である。
レギュラーシーズン終了から一夜明けた1日(日本時間2日)、ロサンゼルス市内の病院で右肘の靱帯を再建するトミー・ジョン(TJ)手術を受けた。同日会見したビリー・エプラーGMによれば、手術は成功したそうで、改めて来季は打者として起用すると明らかにした。
TJ手術を受けた場合、復帰までに投手なら約1年半近くかかるが、打者なら半年程度で済むとされる。エプラーGMは復帰時期や来春のキャンプへの参加について「現時点での判断は難しい」というものの、術後の経過が順調なら来年4月中には打席に立てる見込みだ。
打者として実戦をこなしながら、投手としての復帰プログラムを消化していくことになる。
リハビリでは患部はもちろん、体幹強化や股関節、肩甲骨など患部以外の機能改善も重要とされている。大谷が来季、レギュラーシーズンで打席に立ちながら、投手としてのリハビリを行うのは果たして可能なのか。