レスリング川井梨紗子が世界連覇 “栄ロス”から完全脱却
日本代表選考会を兼ねた全日本選手権には伊調同様、川井も59キロ級から五輪階級である57キロ級にエントリーするとみられる。組み合わせにもよるが、順当なら2人が決勝で顔を合わせるのは必至。伊調は至学館大の後輩でもある川井を倒さなければ、日本代表復帰は絶たれることになる。
川井は初出場で五輪を制するなど、その実力は折り紙付き。栄ショックを乗り越えた川井を目の当たりにした伊調は練習のピッチを上げているに違いない。
同55キロ級の向田真優(21)は決勝でベラルーシ選手にテクニカルフォール勝ちで2年ぶり2度目の頂点に立った。
▽川井のコメント
「ほっとしている。連覇うんぬんではなく、勝てたことがうれしかった」