【欧州CL】ガラタサライ長友が昏倒し退場のアクシデント
トルコの強豪ガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都(32)がアクシデントに見舞われた。
日本時間25日午前4時キックオフの欧州チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第3節・シャルケ(ドイツ)戦の後半36分、相手のクロスボールをブロックした瞬間に倒れ込んで退場してしまったのだ。
後半の早い時間帯に<悪い予兆>はあった。序盤からシャルケが試合の流れを支配。何度もガラタサライ守備網を突破してシュートを放ち、ガラタサライGKのファインセーブがなければ、大量失点負けを喫してもおかしくなかった。
後半7分、左SBで先発した長友が相手選手にスライディングを仕掛け、イエローカードをもらってしまう。そして悪夢の〈後半36分〉である。
シャルケMFカリジューリの右クロスを阻止しようとしたDF長友が、胸を押さえてピッチに倒れ込んでしまった。駆け寄ったトレーナーが治療を試みたが、すぐにベンチに向かって選手交代を要請。緊迫した状況が続く中、立ち上がった長友は歩いてピッチを後にしたが、19日の国内リーグ戦でベンチに温存され、この日のシャルケ戦に照準を合わせた長友にとっても、チームにとっても今後に大きな不安が残る退場劇となった。