日本に敵なしも海外遠のく…菅野に原巨人が「3年18億円」

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 原監督の危惧はまさにそこにある。これまで巨人は、ポスティングシステムによるメジャー挑戦を認めたことはない。過去に松井秀喜上原浩治、高橋尚成はFA権を行使してメジャーに挑戦した。菅野は順調なら、2021年のシーズン中に海外FA権を取得。海を渡るなら22年からになる。「3、4年」と言ったのは、海外FA権取得を見込んでのものだろう。

「ただ、2年後の東京五輪を終える20年オフにポスティングを直訴するのではないか、という噂があります。菅野とすれば、海外FA権を取る1年前なら、球団に損失が少ないし、巨人にはメジャー球団からの譲渡金が入るので、少しは恩返しができるというのが根拠です。でも、原監督の就任でそれもなくなりそう。3年契約期間中は、特例を認めないようです。菅野が海外FA権を取る21年がちょうど契約最終年。つまり人質じゃないけど、『オレがいる間は巨人にいろ』ってことです」(球界関係者)

■ポスティングは認めない

 3度目の政権となる原監督、今回は現場だけでなく、「編成全権」を併せ持つ。ポスティングを認めるも認めないも指揮官次第なのだ。このオフは球団から複数年契約を提示されるタイミングだ。

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