ライバルが3回戦敗退で…錦織圭がATPツアーファイナル進出

公開日: 更新日:

 男子テニス錦織圭(28=世界ランク11位)が敵失で生き残った。

 マスターズ・パリ大会は1日、シングルス3回戦を行い、錦織とATPツアーファイナル(11日開幕=ロンドン)進出を争っていた世界9位のジョン・イズナー(33=米国)が、同18位のカレン・カチャノフ(22=ロシア)にセットカウント1―2で敗退、ファイナル進出争いから脱落した。欠場を表明していないものの、4番手デルポトロ(アルゼンチン)が右の膝蓋骨を骨折していることから、9番手の錦織が繰り上がりで出場する可能性が高まった。

 その錦織は、この日の3回戦で同6位のケビン・アンダーソン(32=南アフリカ)に6―4、6―4のストレート勝ち。決勝で敗れた先週のエルステバンク・オープン(ウィーン)の雪辱を果たし、2014年以来4年ぶり2度目のベスト8進出を決めた。

 錦織は前回の対戦でも苦戦した最速200キロ超のサーブにてこずりながら、相手のミスから第1セットの第1ゲームでいきなりブレークに成功。
試合の主導権を握ると、第2セットも隙を与えずに振り切った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…