太平洋マスターズ2日目 降雨サスペンデッドで選手の本音は
【三井住友VISA太平洋マスターズ】
前日は富士山がクッキリ見えるほどの快晴だったが、この日は降雨による悪天候のためサスペンデッド。全選手がホールアウトできず、競技は翌日に持ち越しとなった。
「女心と秋の空」と言うように、この時季の天候は変わりやすい上に、会場のある御殿場は午後から気温がぐっと下がる。霧も有名で2015年大会は最終日が濃霧により中断が続き、結局中止。54ホールに短縮となり、3日目を終えて通算14アンダーで単独首位に立っていた片山晋呉が優勝。2打差の3位から逆転優勝を狙っていた招待選手のB・ワトソンは、72ホール行われずブ然とした表情を見せていた。
松山がアマ時代に勝った11年大会も、2日目からの大雨でコースコンディション不良のため54ホールに短縮された。この時は「同じ54ホールでも悪条件の中でのスコアをカウントされた人と、そうでない人がいるのはアンフェア」という声が選手から上がった。
今年は12日(月曜日)に予備日が設定されているが、コースは松山の初監修で全面改修されて評判は上々でも、気まぐれな秋の天気だけはどうにもならない。
選手の本音は「御殿場でやるなら夏に限る」か……。