指導者転身せず? レスリング吉田沙保里の気になる引退後

公開日: 更新日:

■指導者への本格転身は先のばし

 吉田は18年に、それまで務めていた母校・至学館大学の副学長を辞任しているが、職員として籍を残している。伊調馨へのパワハラ騒動をきっかけに解任された栄和人前監督の後任として名前が浮上したものの、実現しなかったのは本人が固辞したからだという。

「栄前監督のパワハラ騒動もあって一時は仕事が減ったとはいえ、今後も吉田は本気でタレント活動に取り組むつもりでいます。学長からレスリング部監督就任を打診されながら、首を縦に振らなかったのは当面はタレントとしての仕事を優先させるため。少なくとも東京五輪まではスポーツ関連のテレビ番組、イベントなどを中心にやっていくつもり。至学館大や女子日本代表も含め、本格的な指導者に転身するのは東京五輪が終わってからでも遅くないと考えている」(前出の関係者)

 理論的に技術を追求する伊調とは異なり、吉田はどちらかといえば天才肌だ。親しい関係者には「練習パートナーなら務まるが、若手を指導するだけの引き出しがない」と指導者転身は時期尚早と話しているという。

 今後はタレント活動をしながら、将来の金メダリストを育成すべく指導者修業に励むことになりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭