「全試合フルイニング」抱負も 巨人・炭谷に2つの懸念材料

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 選手会と経営者側との対立は、そのほとんどがイコール巨人との対立という側面がある。04年の球界再編騒動しかり、東日本大震災による11年の開幕延期問題しかり。最近では一昨年の山口俊の飲酒暴行事件で、選手会は巨人が科した罰金などのペナルティーが不当労働行為だとして都労委に訴えている。選手会は昨年12月の定期大会で、国際大会に出場する選手の負担軽減と補償を球団側に求めることを最重要課題にすると決議したが、WBCの日本ラウンドの主催は読売新聞だ。

「炭谷としては、いろいろ難しい立場に立たされることがあるかもしれない」(球界関係者)

 苦労の多い巨人ライフとなりそうだ。

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