巨人ドラ1高橋に“ヒサノリ2世”の評価 名字含め6つの共通点
巨人の新人8選手が昨9日、川崎市のジャイアンツ球場で新人合同自主トレに参加した。冒頭、原辰徳監督(60)がドラフト1位の高橋優貴(21=八戸学院大)らに「野球選手になったからには野球博士になろう」と訓示。その後、「野球のルールを含め、技術の話、トレーニング、栄養……。野球を職業にしたわけだから野球博士にならないと」と説明した。高橋は「1年間ケガをせずにルーキーとして一番の成績を残して新人王を取りたい」と緊張した面持ちで初日を振り返った。
甲子園出場経験などはなく、中央球界ではほぼ無名。巨人のドラフト1位にしては、注目度、知名度は高くない。同日に自主トレが始まった日本ハムの吉田と比べても、その差は明らかだ。それでも視察した一軍の宮本投手総合コーチは「意外にストレートで空振りが取れる。ドラ1だし、三振を取れる力を持っているはず。キャッチボールを見て? しっかり練習をやってきたなと。2段モーション気味? 軸足に体重を乗っけてキャッチボールができていた。意識が高いね。野球観を持っていると感じた」とハイテンション。「178センチだっけ? 背はあまり高くないけど、先発ローテを任せたいというのはある。OBの高橋尚成タイプ? 映像で見たところ、そうだね。尚成タイプ(身長178センチ)。右(打者)へのスクリューボールがいい。空振りが取れる投手」と先輩の「高橋」とダブらせた。