右足痛め別メニュー…ソフト柳田「故障多発」の意外な原因
14日の練習で右ふとももに違和感を訴え、15日からリハビリ組に合流したソフトバンクの柳田悠岐(30)。幸いにも「右股関節外旋筋群軽度損傷」と、軽傷であることが判明したものの、とにかくケガが多い。
今回の負傷は「走り込み中心だったキャンプ序盤の影響だろう」と球団内で言われているが、柳田が全試合に出場したのは2014年シーズンのみ。毎年、ケガでの離脱を余儀なくされている。
「例えば、ロッテの荻野は球界トップレベルの俊足選手ですが、あまりにスピードが速すぎて、筋肉がついてこない。だから、毎年足のケガをしてしまう。選手によっては、故障が悪化する前に自己申告する慎重さがあるがゆえに、『あの選手はケガしやすい』と思われてしまう者もいます」とは、球団OBの評論家・本間満氏。
■「治癒能力の問題という可能性も」
柳田は50メートル5秒台の俊足、遠投125メートルの強肩、そしてバックスクリーン直撃弾でスコアボードを破壊したパワーを併せ持つ、もっとも三冠王に近い打者だ。その身体能力は188センチ、92キロの体格でも収まりきっていないのではないか。