日ハム輝星「甲子園のよう」と調子上向きも思わぬ“難敵”が
「感覚としては入寮してから一番。(昨夏の)甲子園のように、調子が良くて、気持ちよく投げているときと似ている感じだった」
26日、日本ハムの吉田輝星(金足農)が二軍の鎌ケ谷球場でブルペン入り。捕手を立たせてストレートのみ31球。右腕の張りで22日のシート打撃は回避したが、あくまで大事を取ってのもの。キャンプの疲労はあるが、調子はむしろ上向きのようだ。
一方、この日の吉田は、練習中にはなをすすり、くしゃみをする場面も。
「花粉ヤバいです。花粉症? あんまり強い方じゃないです。ここまでひどいのは初めて。秋田では? そんななかったですね。しんどいです」と、鼻声で苦笑い。
たしかにこの日の関東地区は花粉量が多く、複数の選手が「ヤバい」と悲鳴を上げていた。
花粉のピークはこれから。今後は28日にブルペン入りし、3月2日に金足農の卒業式に出席。その後は教育リーグ(二軍オープン戦)での登板が予定されている。野球だけでなく、花粉との闘いも続く――。