指導者に興味なしイチローにオリックス「オーナー」就任案

公開日: 更新日:

■神戸に強い愛着

「球団株の一部を保有して球団経営に携わってもらう。イチローオリックス時代の95年に、阪神淡路大震災を経験。その年、仰木監督のもと“がんばろう神戸”を旗印にリーグ優勝、翌年日本一を達成したことは貴重な財産になったといいます。オリックスや神戸に強い愛着のあるイチローであれば、より魅力的なチームづくりをしてくれるだろうという思いが宮内オーナーの周辺にあると聞きました。もっとも、イチローをオーナーにする際には、本拠地を大阪から神戸に戻さなきゃならないかもしれませんけどね」

 イチローは株式市場に興味を持っていた時期がある。あくまで小遣いの範囲で株を購入、オフに少しずつ動かしていたというのだ。愛読紙が日経だったのも、経済に興味があるからだろう。

 17年3月の「プレジデント」(電子版)では宮内オーナーと対談。生まれ変わったら同じ人生を歩みたいかという話題になり、イチローが「絶対嫌です」と答えると、宮内オーナーから「じゃ、企業経営をやればいい。僕がプロ野球選手をやるから。二軍の補欠でいいから、試合に出たい(笑い)」と、あくまでも冗談ながら水を向けられている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…