巨人“脆弱な救援陣”で開幕へ…昨季二の舞へ致命的とOB指摘

公開日: 更新日:

 リリーフ陣が脆弱だとさまざまな波紋が生じる。まずは先発陣の負担が増す。絶対エースの菅野が昨季、自身初の200イニング超えとなる202イニングに登板したのがいい例だ。

「後ろがしっかりしていれば、先発は六回まででいい。でも、信頼できないと、昨年の菅野のように、球数を投げていても『完投してくれ』となってくる。先発陣にしわ寄せがきます。加えて野手陣も耐えるんです。点を取っても取っても取られる。特に試合終盤にザルで水をすくうような展開が続けば、野手は精神的にイラ立ち、守備、攻撃のリズムも崩れます。昨年はリリーフだけで20敗を喫したことで、チーム全体が機能不全に陥ったということ。それほどリリーフは重要なんです」(高橋氏)

 今季も「後ろ」からほころびが生じるのか。答えはすぐに出る。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動