メジャーからは「江川級」と 星稜・奥川に絶賛の声が続々

公開日: 更新日:

■江川、上原、田中、前田、菅野…

 センバツに出場中の星稜(石川)奥川恭伸(3年)の評価がうなぎ上りだ。

 去る23日に優勝候補の履正社(大阪)を相手に毎回の17奪三振で3安打完封勝利。自己最速を更新する151キロをマークした。敗れた履正社の岡田監督は「これまでで一番? そう思いますね。藤浪(大阪桐蔭、現阪神)も見てきたけどコントロールが違う。奥川君は狙ったところにコントロール良く投げてくる。ここまで見ても四球がほとんどない」と高卒1年目から3年連続2ケタ勝利の右腕より上と証言した。

 元横浜高の部長で松坂(現中日)などを育て、センバツに出場中の山梨学院の臨時コーチとして甲子園に帯同している小倉清一郎氏は「コントロールがいい。フォークなどの変化球もしっかり操っている。今大会はどこも打てないんじゃないか、という投球。抜けた存在ですね」と評価。「ただ、ステップ幅が狭く、重心が高いのが気になります。もう少し重心が下がってきて股関節が使えたら、あと5キロは速くなりますよ。逆にいえば、まだ伸びしろがあるということ。松坂とは違うタイプで、上原(現巨人)が近い」と指摘する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ