坂本勇も平然…巨人「広島対策やってない」で大丈夫?
巨人は27日、東京ドームで全体練習を行った。
29日の開幕戦は、敵地マツダスタジアムでリーグ4連覇を狙う広島と対戦。原監督は「広島より自軍の戦い方。相手を考えるより、まずは足元を見つめるのが正しい」と無関心を強調。坂本勇人(30)の2番が決まっている新打線については「いい打者に早く打順が回ってくる。3番を2人置いたイメージ」と胸を張った。
広島は2017年に7勝18敗、昨季も7勝17敗1分けとコテンパンにやられている天敵だ。巨人ナインが過剰に意識しないよう逆に指揮官が意識しているようにも映る。
その広島からFAで新加入した丸佳浩(29)は「古巣との対戦? 今はまだ分かりませんね。テンション? 上がってくるのは当日の試合前からじゃないですか。チームメートにアドバイス? 聞かれたら『カープはこんな感じ』と答えていますけど、そんな大げさな話ではないですよ」と、こちらも自然体である。
日刊ゲンダイが主将の坂本勇に聞くと、「広島対策? まだ何もやってない。まあ、去年までやってるし、初めてじゃないし、特にね。開幕カードは広島だけど、全体の3試合なんで」と素っ気ない。が、最後にこう言い直した。