イチローが3度目の国民栄誉賞辞退 「令和」で第1号ならず
現役引退を表明したイチロー(45)が政府に国民栄誉賞を辞退する意向を伝えていたことが分かった。5日の毎日新聞が政府関係者の話として報じた。
辞退は3度目。政府はこれまでに2001、04年にイチローに国民栄誉賞授与を打診したが、いずれも「野球生活を終わった時に、もしいただけるのであれば、大変ありがたい」として固辞していた。
先月22日のイチローの引退表明を受け、菅官房長官は同日、国民栄誉賞授与に関して「国民にそういう声があることは十分認識している」と語り、政府は授与する方向で調整していた。辞退の理由は明らかにされていないが、イチローを「令和」時代の授与第1号にして“政治利用”しようとした安倍首相は当てが外れてガックリか?