日ハムの“参謀”を直撃 新戦術「オープナー」の利点と課題
日本ハムがメジャーで流行した「オープナー」を戦術に取り入れている。2日の楽天戦は加藤、バーベイトが3回ずつ計6回を投げて1失点に抑えながら、打線の援護なく敗戦。4日の同戦は斎藤が二回途中3失点、6日の西武戦では2番手の金子が2回5失点と打ち込まれるなど、3戦3敗と結果が出ていない。
「批判は覚悟の上」と先発、2番手を短いイニングで交代させている栗山監督は7日の西武戦前、「この世界は結果を出さないとダメ。選手に申し訳ないと思うし、責任は凄く考えている。どうしたらチームにとってプラスになるかを考えていく」と前を見据えたが、オープナー導入の意図と今後の課題について、指揮官の懐刀である厚沢ベンチコーチに話を聞いた。
――導入の意図は?
「オープナーと言っても、ウチの場合は(メジャーとは違い)リリーフ専門の投手を起用しているわけではない。立ち上がりがいい投手が短いイニングをしっかり抑える、というスタンスです」
■キーは2番手