大谷229日ぶり一発放つも 雄星との直接対決はプホルス次第
エンゼルス・大谷翔平(24)が13日(日本時間14日)のツインズ戦に「3番・DH」でスタメン復帰。相手の先発右腕ベリオスに対し、三回の第2打席、無死三塁の好機で甘く入った直球を逃さず、中堅左に復帰後初となる特大の一発を放った。この試合の大谷は3打数2安打1本塁打2打点で、打率も.250に上げた。試合はエンゼルスが5対4で勝利した。
12日のオリオールズ戦で大谷は、復帰後初の休養を与えられて出番はなかった。オースマス監督によれば、これは大谷をリフレッシュさせるというより、日頃は一塁の守備に就く機会が多いベテランで元主砲のプホルス(39)を、DHで起用して負担を減らすための措置だという。
プホルスは今季ここまでスタメン出場は33試合。そのうち、DHでの起用は18試合だから、ほぼ2試合に1回は守備の負担を免れていることになる。昨年、手術を受けた左膝に不安を抱えているため、今後も定期的にDHとして出場することになり、そのしわ寄せで大谷がベンチスタートを強いられそうだ。
指揮官は今後の大谷の起用法について「(先発を外れるのは)そんなに多くならないが、そうなるのは左投手と対戦するとき」と、オーダーから外すのは相手先発が左腕の際になると示唆した。