大谷が左腕から今季初安打&マルチ 打撃進化への地味練実る

公開日: 更新日:

 右肘手術から復帰したエンゼルス・大谷翔平(24)が調子を上げてきた。

 9日(日本時間10日)のタイガース戦に「3番・DH」で出場。相手の先発左腕カーペンターに対し、一回無死一、二塁の好機で復帰初安打となる右前適時打。先制点を叩き出すと、三回には三塁手を強襲する内野安打を放ち、4打数2安打、1打点、1三振、1四球だった。昨年9月28日のアスレチックス戦以来となるマルチ安打を記録した。

 復帰3戦目にして待望の初安打を放った大谷は「1本出るまでは不安だと思うので、きょう出てくれてよかったかなと思う」と振り返った。

 昨季終了後、右肘にメスを入れた大谷は、体幹や下半身強化など、地味なトレーニングメニューをこなしながら、打撃のリニューアルを目指したという。

 昨季は打者として114試合で打率2割8分5厘、22本塁打、61打点。投打の二刀流が評価され、新人王を受賞したが、故障する前の状態に戻そうとは考えなかったとか。欠場を強いられた分を取り戻すのではなく、むしろ休養を有効活用して昨季以上に進化しようと試みたようなのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  5. 5

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    ダウンタウン「サブスク配信」の打算と勝算……地上波テレビ“締め出し”からの逆転はあるか?

  3. 8

    1泊3000円! 新潟県燕市のゲーセン付き格安ホテル「公楽園」に息づく“昭和の遊び心”

  4. 9

    永野芽郁と橋本環奈…"元清純派"の2人でダメージが大きいのはどっち? 二股不倫とパワハラ&キス

  5. 10

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ