エ軍大谷は二刀流こなした昨季以上にやること“てんこ盛り”
今季2度目の日本人対決が実現した。
エンゼルス・大谷翔平(24)が11日(日本時間12日)、前田健太(31)が先発するドジャース戦に「3番・DH」で出場。初回2死走者なしで第1打席目を迎えると、フルカウントから約132キロのスライダーを右翼席へ運ぶ、先取7号ソロを放った。前田はこの一発がきっかけに崩れ、その後3ランを浴びて初回だけで5点を失った。大谷対マエケンの直接対決は本塁打、三振の2打数1安打1打点。試合はエンゼルスが5対3で勝利し、前田は3敗目(7勝)を喫した。
右肘靱帯を修復するトミー・ジョン(TJ)手術の影響で、今季の大谷は打者に専念。投球の負担は免れているとはいえ、実は二刀流をこなしたメジャー1年目の昨季以上に、多忙な日々を過ごしている。
試合前は他の野手とともに、打者としての準備に抜かりないのは当然として、大谷のルーティンはそれだけに限らない。
来季開幕からの二刀流復活を目指し、投手としてのリハビリも並行して行っているため、昨季以上にやることはてんこ盛りなのだ。