大谷4試合ぶり9号で勝利に貢献 アップトン復帰も追い風に
エンゼルス・大谷翔平(24)が17日(日本時間18日)の敵地トロントでのブルージェイズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。二回、2死二、三塁の好機に2番手右腕ジャクソンの外寄りの変化球を左翼席に叩き込む9号3ラン。大谷の4試合ぶりの一発もあり、この回、チームは7点を奪う猛攻を見せた。結局試合は10-5でエンゼルスが勝利。大谷は5打数2安打(1本塁打)3打点で勝利に貢献、打率を2割8分3厘とした。
その大谷の援軍になりそうなのが、アップトン外野手(31)だ。右足の親指を痛めて開幕から負傷者リスト(IL)入りしていた長距離砲が戦列に復帰し、この日から「4番・左翼」でスタメン出場した。アップトンは昨季、主に5番を打ち、打率2割5分7厘、30本塁打、85打点。チームではトラウト(39本)に次ぐ本塁打を放ち、故障もあって不振が続いたプホルス(昨季19本塁打)の穴を埋める働きを見せた。
昨季は好機で結果を残せなかったが(得点圏打率1割9分7厘)、もともとは勝負強い打撃が持ち味だ。タイガースからシーズン途中のトレードで移籍した17年には3本の満塁弾を放つなど、クラッチヒッターとしてチームを牽引。3割3分6厘の得点圏打率を残した。