原監督は激怒 プロ最短KOを喫した巨人・菅野の孤独な闘い

公開日: 更新日:

■被本塁打もいまだワースト

 この日浴びた本塁打は、リーグワーストの15本目。菅野は離脱前、「本塁打を打たれないために? 結局、低めに集めるしかないと思う」と首をひねった。が、宮本コーチはこの時、「被本塁打? 勝っているからいいんじゃないですか。エースなんだから我々が気にすることじゃない」と話していた。首脳陣はどこまでも本人任せなのだ。

「エースに全幅の信頼を置いていると言えば聞こえはいいが、就任1年目のコーチがエースにモノを言えないだけでは、と感じてしまいます。菅野は自身の体が100%動かないことにいら立っているようでもある。今の状態なら、もう一度抹消して心も体も手入れした方が先々のためになると思います」(高橋氏)

 防御率4.39のエースの不振は、11勝7敗で交流戦を終えた首位巨人にとって、大きな不安材料ではある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…