ヤクルト村上宗隆の素顔とは 本人と関係者の証言から探る

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■家族

 父・公弥さんは熊本の強豪校で遊撃手としてプレー経験がある。母・文代さんは高校時代、バレーボールのアタッカー。東海大4年で投手の長男・友幸さんをはじめ、3兄弟全員が野球をやる。

■スカウト評

 高校通算52本塁打。同学年の清宮幸太郎(日ハム)のクジを外した巨人楽天との3球団による競合でヤクルトが外れ1位指名。村上を担当した松田慎司スカウトは言う。

「遠くへ飛ばす力はもちろん、選球眼が光っていました。高校生で4番を任されれば、打ちたい、打ちたいとなるはずですが、我慢してボール球を見極め出塁する姿勢は、これまでの本塁打打者とは違う印象を受けた」

 同じく松田スカウトが担当した山田哲人(26)は3年目にレギュラーへの足掛かりをつくった。村上は山田よりも1年早いペースだ。

「体の大きさは違えど、山田は1年目に二軍で全114試合に出場した。98試合に出場した村上も、練習や試合でヘバってもついていける体力や、切り替えの早さは、山田と共通する部分があるかもしれません」

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