伸び悩む4位阪神 周囲も危惧するベンチと選手の危うい関係

公開日: 更新日:

 それも原因のひとつなのか、今季の阪神はちょっとチーム状態が上向いたと思っても、それが長く続かない。今月も広島を3タテした直後に巨人中日に計6連敗。前カードでヤクルトに連勝して息を吹き返したのもつかの間、この日は試合の主導権を握りながら、DeNAに引き分けに持ち込まれた。

 七回にそれまで1安打無失点と好投していた先発ガルシアが突然の乱調で一挙5失点。一度は再逆転したものの、九回に抑えのドリスが追いつかれ、延長戦に入ってからは打線がわずか1安打と沈黙した。

 3位の広島はこの日の中日戦で九回2死から菊池涼の適時打とバティスタの2ランで3点差を追いつき、延長十回に安部のサヨナラ本塁打で試合をものにした。3位を争う両者だが、独走巨人に食い下がるにはやはり阪神は決め手を欠きそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…