プロ注目選手の出場校は八戸学院光星、鶴岡東、山梨学院

公開日: 更新日:

 さほど注目されていない学校が、選手ひとりの活躍によって甲子園で上位に進出するケースは珍しくない。

 こんなに速い球を投げるピッチャー、スゴい本塁打を打つ打者がいるなら大会前に教えて欲しかったと、終わってからホゾを噛んだ高校野球ファンも多いのではないか。

 24日は鶴岡東(山形)、日本文理(新潟)、山梨学院(山梨)の3校が県大会を制覇、これで計9校が甲子園切符を手にしたことになる。この9校の中にプロ注目の選手を擁する学校はあるか。

 セ・リーグ某球団のスカウトが持っているエンマ帳をこっそりのぞかせてもらうと、リストに名前の載っている選手は八戸学院光星(青森)の武岡龍世遊撃手(右投左打)、鶴岡東の丸山蓮投手兼外野手(右投右打)、山梨学院の野村健太外野手(右投右打)の3人だった。

「3人とも担当地区のスカウトが名前を挙げた選手たちです。八戸学院光星の武岡は走攻守と三拍子そろっていて主将も務めている。鶴岡東の丸山は二刀流で、投手としては140キロの速球を投げ、打者としてもパンチ力がある。山梨学院の野村は高校通算53本塁打のスラッガーです。武岡と野村は今春のセンバツにも出場しています」とはリストを見せてくれたスカウトだ。

 プロが注目する選手のいる学校は、覚えておいて損はない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…