全体練習なしで試合の余裕も…M20の巨人に不気味な“天敵”

公開日: 更新日:

 高橋氏が言うように、ソトは巨人戦で最も多い8本塁打、23打点を稼ぎ出す。今永は4日に続く巨人戦2連勝。東は左肘張りのため、24日に登録抹消されたものの、プロ入り以降、巨人の本拠地・東京ドームが得意で5戦4勝。昨季は対巨人戦5勝無敗だった。この日、大活躍した乙坂は11打数5安打で打率.455。こちらも巨人戦の切り札になりつつある。

「巨人は下位3球団(阪神中日ヤクルト)にはめっぽう強いが、DeNA、広島の上位球団には負け越している(DeNAに9勝10敗、広島に7勝12敗1分け)。巨人にDeNAへの苦手意識が芽生えているようにも見える。球界では直接対決の試合数が逆転可能なゲーム差といわれる。DeNAとは6試合を残し、6ゲーム差。巨人はまだ油断できないということです」(高橋氏)

 原監督はこの日の朝、日本テレビ系の「24時間テレビ」に生出演してから東京ドーム入り。選手は前夜のナイターで延長十一回を戦った疲労を考慮され、全体練習を行わず、DeNA戦に臨んでいた。余裕はありそうだが、シーズン最終盤にまだ一山ありそうな敗戦である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭