エ軍大谷「もっと速い球を…」リハビリ本格化も“消化不良”
右肘手術からの二刀流復活を目指すエンゼルス・大谷翔平(25)。
ここにきて、投手としてのリハビリが本格化している。
24日(日本時間25日)には術後、12度目のブルペン入り。それまでの直球、カーブに加えてスライダーも解禁し、レギュラーシーズン終了後にも予定される実戦マウンドに向けて順調な回復ぶりを見せている。
直球の最速は87マイル(約140キロ)と、160キロ右腕にとっては、物足りないのだろう。
「もうちょっと速い球を投げたいなっていう思いもあります」と“消化不良”気味だ。
投手である以上、球威や変化球のキレを求めるのは当然のこと。今季は先行して打者として復帰したとはいえ、投手としては1シーズン以上を棒に振ることになるだけに、一日でも早くベストな状態に戻したいと考えるのは自然なことではある。
元ドジャースのアシスタントトレーナーで現在はマッサージやトレーニング指導を行う「ルートヴィガー」(東京・港区)を運営する深沢英之氏はこう話す。