巨人が“カモ虎”に少し警戒する「鳥谷戦力外」の最後っ屁

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「鳥谷戦力外」

 30日付の日刊スポーツが1面でデカデカと報じた。今季5年契約の最終年となる阪神鳥谷敬(38)が来季の去就などについて、29日に球団首脳と話し合っていたことが明らかになったのだ。鳥谷はこの日、「球団がどう考えているかは聞いた。自分がどうするかはまだ全然考えていない」と話した。神宮球場での今季最終戦だった25日のヤクルト戦後に「自分も最後かもしれない」と意味深な発言を残し、今後の動向に注目が集まっていた。同紙には「事実上の戦力外通告といえる“引退勧告”を受けた」とあり、球団はこれを否定したものの、鳥谷はもっか打率.208。今季限りで阪神を去るか、引退かを選択せざるを得ない状況に追い込まれるのは間違いなさそうである。

 巨人は30日、丸の4安打3打点の活躍で阪神戦5連勝。優勝へのマジックを17とした。今季は3タテ4度のお得意さまで、対戦成績は14勝6敗となった。さる球界関係者がこう言う。

「原監督は報道陣に阪神について聞かれると、『強いチームですよ』といつも半笑い。あまりに一方的過ぎて、はっきり言って眼中にないんです。巨人の選手も阪神をライバルとは思っていません。敵地・甲子園でも8勝2敗。ホームみたいなものだ、とみんな楽しみにしていますから。リーグ優勝のためにも、もちろん残り5試合、全勝するつもりです」

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