ラグビーW杯強豪ウェールズ代表コーチ 賭博規則違反で帰国
ラグビーW杯開幕が目前に迫る中、強豪国がスキャンダルである。
世界ランキング5位で、今大会の上位進出が有力視されるウェールズのロブ・ハウリー・アシスタントコーチ(48)が、国際統括団体ワールドラグビーの賭博規則に違反した疑惑が浮上して、開幕前に帰国を命じられたという。複数の英メディアが17日に伝えている。
具体的な事実関係などは明らかにされておらず、ウェールズ・ラグビー協会はハウリー氏に代わり、ステファン・ジョーンズ氏(41)をアタックコーチに据えた。
同協会は「ハウリーは調査に協力するために、ウェールズに戻ったことを確認した。現段階でこれ以上の詳細は明らかにできない」との声明を出した。
英メディアによれば、ハウリー氏は今大会終了後、イタリア代表のヘッドコーチ就任が確実視されていたという。